塾を選ぶとき、いちばん見落とされやすいのは「実際に誰が教えるのか」です。教材や合格実績より先に、確かめてほしいことがあります。
塾や家庭教師の講師は、どんな人か
個別指導塾や家庭教師で教えている講師の多くは、大学生のアルバイトです。有名大学の学生であることが、そのまま採用の決め手になることもあります。大学生にとっては時給の高いアルバイトで、学年が上がり、研究や就職活動が始まれば離れていきます。
学生に限らず、塾の講師になる経緯は人それぞれで、教えることを専門の仕事として選んだ人ばかりではありません。
大学生の講師にも熱心な人はいます。ただ、自分が問題を解けることと、つまずいている生徒に分かるように説明できることは、別の技術です。難関大に受かったことは、教える力の証明にはなりません。
参考書を見ながら教える講師には、逆算ができない
講師の中には、公式集や学習参考書を見ないと公式を思い出せない、問題が解けない、という人も少なくありません。
大学受験の数学・理科は、中学から高3までの内容が一本につながっています。どの単元を、いつ、どこまで深く扱えば入試に間に合うか。そうした入試から逆算した計画は、全範囲と入試問題が頭の中に入っている講師にしか組めません。
手元の参考書を1ページずつ追って教える授業は、その日の範囲をこなすだけの、行き当たりばったりの授業になりがちです。生徒がどこでつまずくかを先回りできず、前に戻るべきところで戻れず、全体として順調に進むことができません。
実力のある講師は、大手予備校の教室にいる
大手予備校の集団授業は、数十人、ときには数百人の生徒の前で、毎回、授業の中身そのものを問われる仕事です。一般に、採用の段階で模擬授業などの選考があり、担当を続けるには生徒からの評価が欠かせません。分かる授業ができる講師だけが、上位のクラスを任されます。
ただし、大手予備校の集団授業には弱点もあります。生徒の数が多いぶん、講師と生徒の距離が遠いことです。一人ひとりの答案を見たり、質問にじっくり答えたりする時間は、どうしても限られます。
当塾の強み:その講師に、近い距離で教わる
東京校の講師は、全員が予備校・進学塾で集団授業を担当している現役の講師です。中心になるプロ講師は、首都圏の大手有名予備校で最上位クラスの数学を担当しています。
いまは、予備校・進学塾で集団授業を担当している講師に、オンラインの1対1で教わることができます。大教室の後ろの席から授業を聞くのではなく、講師が一人の生徒の答案とつまずきに向き合います。教室を開いたあとは、プロ講師の授業を少人数のクラスで受けられるようにする予定です。
大手予備校の集団授業を持てる水準の講師に、個別指導や少人数のクラスで教わる。講師と生徒の距離が近いこと。それが当塾のいちばんのメリットだと考えています。授業のその場で質問でき、答案を一枚ずつ見てもらえ、つまずいた理由を一緒に探せます。
授業は、講師の頭の中にある「入試から逆算した全体の地図」に沿って進みます。だから、何度も前に戻って繰り返しながらも、全体としては予定どおりに進むことができます。
塾を選ぶときに、確かめたいこと
- 実際に教えるのは誰か(大学生か、プロの講師か)
- その講師は、ほかでどんな授業を担当しているか
- 講師は、参考書や解答を見ずに、その場で解いて説明できるか
- 講師は、途中で入れ替わらないか
- 質問したいときに、その講師に直接聞けるか